【概要】

公益社団法人中国地方総合研究センターと中国電力株式会社エネルギア総合研究所は、『中国総研・地域再発見BOOKS～中国地域の藩と人－地域を支えた人びと－』を刊行しました。

　江戸時代、徳川政権を支えたのは、全国の300余の「藩」でした。中国地域にも多くの藩が存在し、財政改革、殖産興業に努めた名君や実力者が生まれ、独自の藩風や文化を築きました。その藩風はいまも県民意識に引き継がれています。藩の誕生から激動の幕末維新まで、中国地域の藩と人々の盛衰のドラマを探っていきます。

　本書は、中国地域の再評価や活性化に寄与することを主な目的として発行している「地域再発見BOOKS」の「①『海』の交流」「②よみがえる建築遺産」「③『道』の文化史」「④中国地方の鉄道探見」に続く第５弾として刊行しました。中国地域の藩と人びとの息吹が地域の魅力向上につながることを願っています。なお「地域再発見BOOKS」は、今後も順次刊行する予定です。