情報発信・啓発事業

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季刊「中国創研」

質感色感研究会10周年記念 “感性”探究の最前線 第2部:“感性”を科学する・活かす

NO
No.93
刊行年月
2020年10月
頒価
1,200円(税別)
在庫
あり

【概要】

皆様ご周知のとおり、広島地域は1970年代に広島大学名誉教授・長町 三生 氏が感性工学を初めて提唱した地であり、感性工学の発祥の地です。人の“感性”に訴えるものづくりは脱・コモディティマーケティングにとって重要であることは認識されてきています。ただし、具体的な現場で、感性を図る手法をどのように応用していくかについてはまだまだ各企業が苦戦している点です。
 さて、本年度、当センターの質感色感研究会は設立から10周年を迎えます。この10年間で広島地域の人の「感性」に着目した取り組みは、重層的な産業支援策として発展し、第Ⅰ部でご紹介したように広島大学、経済産業省中国経済産業局、広島県、広島市など、連携の輪は広がってきています。
 No.92号は、第Ⅰ部として、地域の取り組みの最前線をご紹介しました。本No.93号では、第Ⅱ部として“感性”を科学する研究とその活用の最前線をご紹介します。どのような考え方や技術により構想すべきか?どのようなコンセプト立案の下、手法を応用し、商品開発に活かしているか?などについて、研究の最前線をご紹介するとともに、意欲的な企業の取り組みをご紹介いたします。
 こうした事例から、より多くの方々に「“感性”って面白い!」と思っていただき、あたり前の取り組みとすることで企業の新製品の優位性を訴え、顧客・ユーザーに価値を納得いただくことが、脱・コモディティ化には必要であり、企業のブランド化の第一歩となります。
 頑張っている姿を顧客・ユーザーに納得いただくことこそ、信頼構築の第一歩となり、リピーター創出の手がかりです。
 当センターが10年越しで取り組んでいる商品・サービス開発への支援の輪を更に広げ、日本のものづくりの価値の底上げを行いたいと考えます。
 皆様のネットワークを活かした産業支援を行う組織として、日々発展した取り組みを目指して取り組んでいく所存ですので、新商品・新サービスの開発で“感性に訴える”ことをウリにしていきましょう。お気軽にご相談ください。【渡里】

【目次】

感性に訴えるモノ-心理学の観点から-
小森政嗣
大阪電気通信大学 情報通信工学部 情報工学科 教授
食と心の関わりを再考する-認知科学的視点から-
和田有史
立命館大学 食マネジメント学部 教授
ヒト嗅覚受容体センサーによる嗅覚情報のデジタルデータ化-新しい匂い・香りビジネスの創出-
久保賢治
株式会社香味醗酵 代表取締役・最高事業開発担当、株式会社Design ZENBU 代表取締役、株式会社和仁 代表取締役
黒田俊一
大阪大学 産業科学研究所 教授、株式会社香味醗酵 取締役・最高科学担当
ヒトが『しっとり感』を感じるメカニズム
野々村美宗
山形大学大学院理工学研究科 教授
おしゃれなファッションを感性工学で
荻野晃大
京都産業大学 情報理工学部 准教授
感性価値におけるカタチの再定義
髙木紀明
ソニー株式会社 クリエイティブセンター マスターデザイナー
心理学を利用した自動車感性機能の開発
久保賢太
マツダ株式会社 車両開発本部 車両実研部 クラフトマンシップ開発グループ 主幹エンジニア
感性評価に基づいた体験価値コミュニケーション設計支援
井上 暁
コニカミノルタ株式会社 開発統括本部 兼 PPH事業推進部
浦谷勝一
コニカミノルタ株式会社 開発統括本部 兼 PPH事業推進部 課長
寺田健二
コニカミノルタ株式会社 開発統括本部
脳波を用いた感性把握技術がひらく未来
木幡容子
株式会社電通サイエンスジャム 取締役
付加価値を高める触感デジタルデザイン
栗田雄一
広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授
山本義政
株式会社ピクセルエー 代表取締役社長
中島淳雄
株式会社アプリクラフト 創設者・取締役
医療・福祉分野での感性工学の活用
森永浩介
広島国際大学 総合リハビリテーション学部 リハビリテーション学科 助教
石原茂和
広島国際大学 総合リハビリテーション学部 リハビリテーション学科 教授

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