情報発信・啓発事業
刊行物
季刊「中国創研」
研究員論考集

- NO
- No.110
- 刊行年月
- 2026年10月
- 頒価
- 1,320円(税込)
- 在庫
- あり
【概要】
当研究センターでは、『季刊 中国創研』において、研究員の研究成果の発表と情報発信を目的として、「研究員論考集」を企画・掲載しています。今号では、調査・研究部に所属する研究員による4本の論考を収録しました。いずれも、各研究員が専門的に取り組んできたテーマについて、これまでの調査・研究を踏まえて取りまとめた成果です。
1本目は、地域づくりグループ・研究員の金井れもんによる「訪日外国人観光客のタイプ別消費動向分析」です。この論考では、観光庁のインバウンド消費動向調査を用い、訪日外国人を消費額や滞在特性からタイプ分けし、市場別の消費行動や旅行スタイルの違いを分析し、地域特性に応じたターゲット設定と誘客・消費拡大策の必要性を示しています。
2本目は、経済・社会システムグループ・研究員の坂本新による「データでみる近年の中国地域経済の概要~中国地域の製造業と輸出入の動向~」です。この論考では、当研究センターが毎年刊行している『中国地域経済の概況2025』を基礎に、近年の国際情勢の変化を踏まえ、中国地域経済の中核を担う製造業と輸出入に焦点を当てています。鉱工業生産指数などのデータを用いて、地域経済の構造と近年の動向を概観しています。
3本目・4本目は、地域づくりグループ・副主事の中島正人と経済・社会システムグループ・主任研究員の石岡孝治郎による「2025年農林業センサスからみる広島県農業の地域的特徴」「2025年農林業センサスによる広島県農業の構造変化―市区町村・旧市区町村・農業集落による多層的把握の試み―」です。これら二つの論考は、2025年農林業センサスを用い、広島県農業の経営規模、担い手、農地利用、主要作目などの地域差を明らかにするとともに、市区町村・旧市区町村・農業集落の多層的把握から、地域の実態に応じた農地利用や担い手施策の必要性を示しています。
「研究員論考集」は、研究員が専門性と主体性を発揮し、さまざまな視点から中国地域の姿を捉えることを狙いとしています。「インバウンド消費」「地域における生産・貿易動向」「地域農業の維持」を取り上げた今号が、多少なりとも中国地域の産業振興や地域活性化の参考となれば幸いです。
【目次】
- 訪日外国人観光客のタイプ別消費動向分析
- 金井れもん
中国創研 調査・研究部 地域づくりグループ 研究員 - データでみる近年の中国地域経済の概要~中国地域の製造業と輸出入の動向~
- 坂本 新
中国創研 調査・研究部 調査企画グループ 研究員 - 2025年農林業センサスからみる広島県農業の地域的特徴
- 中島正人
中国創研 調査・研究部 地域づくりグループ 副主事 - 2025年農林業センサスによる広島県農業の構造変化
―市区町村・旧市区町村・農業集落による多層的把握の試み― - 石岡孝治郎
中国創研 調査・研究部 経済・社会システムグループ 主任研究員
