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自主研究等

地域産業発展史-島根県編-

NO
No.22-01
刊行年月
2022年9月
頒価
4,400円(税込)
在庫
あり

【概要】

公益財団法人中国地域創造研究センター(広島市、会長:芦谷茂)は、「地域産業発展史-島根県編-」を取りまとめました。
 
 本書は、明治期以降を中心とした島根県における産業発展の歴史について取りまとめた「島根県を中心とした産業発展の歴史」(2016年6月改訂)の成果を活かしつつ大幅な加筆を行ったものです。

『地域産業発展史-島根県編-』チラシ

【目次】

内容
時代区分を明治時代~大正時代、大正時代末期~昭和時代初期(第二次世界大戦期)、昭和時代(戦後復興~高度経済成長期)、昭和時代後期~平成時代(低成長時代)の4区分として、製造業のほか農林水産業、鉱業、金融、情報・通信、運輸・エネルギー等の多様な産業を対象に、島根県の産業発展の歴史を詳述。
各時代の主な項目
明治時代~大正時代
たたら製鉄と鉱業(たたら製鉄、石見銀山、日原鉱山、銅ヶ丸鉱山 等)
明治時代初期の主要産業分布(綿糸,綿織物、製糸業、窯業製品、造船,鉄工、地場産業 等)
安来製鋼所とたたら製鉄(雲伯鉄鋼合資会社、安来製鋼所の成立と発展 等)
主要産業の近代化と工場立地動向(石州瓦、雲州算盤、農機具、主要工場の立地状況 等)
 
大正時代末期~昭和時代初期(第二次世界大戦期)
製糸業の発展と県外資本の進出(郡是製糸、鐘淵紡績、片倉製糸紡績 等)
紡績・人絹産業の発展(大和紡績、新日本レイヨン)
諸工業の動きと工場立地動向(安来製鋼所、食品工業、石州瓦、昭和時代初期の工場立地)
 
昭和時代(戦後復興~高度経済成長期)
朝鮮戦争と産業への影響(鉱山開発の進展、県内企業・工場の変遷 等)
高度経済成長期の産業発展(各種指標からみた経済・産業動向、島根県における工業化の進展 等)
高度経済成長と県内産業の動向(村田製作所の進出、松下電器産業の進出 等)
 
昭和時代後期~平成時代(低成長時代)
低成長時代の産業動向(エレクトロニクス・情報通信産業の発達、1990年代以降の工場立地 等)
新たな動き(Rubyによる地域振興、航空機部品への参入、出雲大社を中心とした観光振興)

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