研究開発・事業化支援事業

国の研究開発支援事業

2020年度実績

戦略的基盤技術高度化支援事業

	テーマ名	事業の概要と活動成果	実施期間 研究開発実施機関
1	マイルドプラズマ処理と精密ラミネートによるフッ素樹脂と銅箔を直接接合する低損失基板製造技術の開発	マイルドプラズマの照射・接合条件の最適化を推し進め、マイルドプラズマ照射装置を作成した。 マイルドプラズマ処理による低損失基板の試作を推し進め、良好な性能が得られることを確認した。	2019～2021年度 エステック(株) APC(株) 近畿大学 岐阜大学
2	深部加熱が可能で抜群の省エネルギー化を実現する革新的な磁気加熱式によるアルミ押出加工用アルミビレット加熱装置の実用化開発	高温超電導コイル2セット配置での磁場発生性能の評価を行った。 高断熱容器2セット組合せて冷却性能評価を行った。 製品アルミビレットへの適切なトルク伝達が可能なチャック機構と加熱制御装置を実機スケールで試作した。 最終年度に全体システムとして完成を目指している実証用加熱装置の詳細設計を、発生磁場等に関わる安全対策、省エネ効果を折り込んで完了した。	2019～2021年度 テラル(株) 新潟大学 産業技術総合研究所 広島県立総合技術研究所 中部電力(株)
3	光を自在に操る「高出力光用 空間偏光・位相変調器」量産のためのミニマルファブの構築	「空間偏光・位相変調器」の量産に必要な装置の基本設計を行い、基本的な動作を確認した。 ユーザーと協力して、ユーザーニーズに適した「空間偏光・位相変調器」の設計・試作を行った。	2020～2022年度 オオアサ電子(株) 兵庫県立大学
4	光学センサによる近接計測性能と画角再現性を有したインフラ点検UAVの開発	インフラ点検UAVの試作１号機を製作した。 トライコプタでのプロペラ反転トルクを解消する制御方法を開発し、機動性・安定性を大幅に改善した。 Visual Odometry での位置姿勢精度を向上させるために測距機能を追加することで、より確実な構造物近接性能確保の見通しを得た。	2020～2022年度 (株)計測リサーチコンサルタント 徳島大学 芝浦工業大学