2017年度公募
研究開発・事業化支援事業
質感色感研究会
2017年度 公募
平成29年度「中国地域 質感色感研究会」 の参加企業募集!
(公財)ちゅうごく産業創造センターでは、平成23年度に感性領域に係る「質感計測・分析」と「色感計測・分析」の二つの研究会を発足させましたが、平成24年度よりこれらの研究会を合体して「中国地域質感色感研究会」とし、中国地域に拠点を持たれている研究者並びに企業、及び賛助会員企業の皆さまと共に感性に富み魅力的なものづくりとサービスを実現するための活動を行っております。
新たに平成29年度から当研究会にご参加いただく企業の募集を開始します。
目的
本研究会は、質感や色感など感覚的であいまいな部分を科学的に計測・分析して、感性に富み付加価値の高い魅力的な商品・サービスの開発を目指す企業のサポートを行います。
このほど、新たに参加する企業を募集するものです。
募集内容
- 追加募集する企業数: 新たに3社程度の参加を公募します。
- 募集期間:平成29年2月1日(水)~平成29年3月17日(金)
- 平成29年度の研究会活動期間: 平成29年4月~平成30年3月
当研究会で解決が期待できる課題
この研究会に参加していただくと、貴社が抱える以下のような課題の解決が期待できます。
- 質感・色感・風合い・肌触り・快適性などに優れ、感性に富む新しい商品を開発したい。
- 客先から「もっと滑らかに」とか「もっとソフトに」などと注文されてから対応するのではなく、商品の質感や風合いなどを自在に操って、客先に対して全く新しい感性の商品を提案したい。
- 趣味性が高い商品の「作り手のこだわり」の内容を科学的に明らかにし、より一層技術の向上を図りたい。また、関連商品にその手法を展開したい。
- 質感、色感、風合い、肌触り、快適性などを定量化して自社製品の狙いの品質を定め、それを製造過程で定量的に維持管理したい。
- 顧客から得たアンケート情報(数値情報や言語情報)などを科学的に分析し、直接的には把握の難しい顧客の嗜好傾向や特徴などを解析し、より良いサービスに繋げていきたい。
- 若手開発研究員の育成の場としたい。
応募の条件
- 基本条件
中国地域に本社、事業所等の拠点をお持ちの企業及び当センターの賛助会員企業で、前記課題を解決したいとお考えの企業です。
- 参加費
参加費は無料です。研究会への参加、研究者による個別指導(個別検討会)、及び研究会が主催する講演会への参加など、研究会の活動に関して参加費をいただくことはありません。
- 必要経費
参加費は無料ですが、以下は参加企業負担となります。
- 研究会参加や研究者との面会のための社員の旅費
- 実験に伴う経費
- 試作に伴う経費など、研究に伴う諸経費
- 覚書の交換
参加いただく企業、研究者及び当センター全員に対して、守秘義務に関する覚書に署名、捺印していただき、それぞれで保管していただきます。
調印者- 参加企業・・・守秘義務契約権限のある方。
- 参加研究者・・参加されるご本人に調印いただきます。
- 当センター・・会長名で調印します。
- 解決したい課題の明確化・研究体制整備
この研究会は貴社で抱える課題を、研究者や他の参加企業のアドバイスやサポートを基に、貴社自らに解決していただく場です。従ってまず貴社の課題を明確にし、参加申込書にご記入ください。(研究会開催までの間に、課題が多少変わるのは構いません。)
また、掲げた課題を解決するのに必要な体制を貴社内に整えてください。(専任者をつける必要はありませんが、負荷の3割程度はこの研究会の研究活動に割いていただけるご担当が、2名程度は必要です。)
- 企業名の開示
当センターのホームページや会報などで、貴社がこの研究会に参加されていることを開示させていただきます。
- 取り組む課題及びその検討状況の参加メンバーへの開示
参加申込書に記載いただいた貴社からの参加者氏名・所属名・役職名及び、貴社の「解決したい課題」、「解決後の貴社の状況」を参加研究者や参加企業に開示します。また、研究会においては課題の検討状況を参加研究者や参加企業に対して開示していただきます。
- 研究成果の取りまとめ
課題解決時には、解決手法、成果の概要について報告していただきます。報告の際に、開示したくない内容について明示していただき、これを除き当研究会の活動事例として紹介させていただくことがあります。
参加申し込み要領
「平成29年度中国地域質感色感研究会 参加申込書」に必要事項をご記入の上、以下の宛先まで、E-mailにてご提出ください。また、お問い合せも遠慮なくお寄せください。
(募集期間:平成29年2月1日~平成29年3月17日)※募集は締め切りました。
- (公財)ちゅうごく産業創造センター 担当:産業部 益尾
- TEL:082-241-9941TEL:082-241-9941 / FAX:082-240-2189
- E-mail:
参加可否の審査
以下のような場合は、貴社の参加を断念、もしくは翌年度へ延期していただくことがありますので、あらかじめご了承ください。
- 同業者が既に当研究会に参加しており、その同業者と貴社双方から、2社ともに参加することの了解が取れなかった場合。
- 貴社の取り組みたい課題が、当研究会ではサポート出来そうにない場合。
- 貴社の取り組み体制が研究実施に不十分であると判断した場合。
- 参加申し込みが多数となり、より当該研究会にふさわしいテーマを持つ企業の参加を優先したい場合。
- 参加可否の通知は、企業募集期間終了後、一週間以内に差し上げます。